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日本とは違う環境で暮らすとお肌の調子も変わりませんか?
肌荒れはよくあるお悩みの一つで、アラサー女性に特に多いのがニキビと乾燥肌。
スキンケア製品も合うものを探すのは一苦労。
私はオーストラリアに来てから、ある日巨大ニキビができたり、冬に乾燥しすぎてファンデーションが乗らなくなるという事態が起こりました。
この記事では日本で美容師兼ヘアメイクをしてきた私がオーストラリアでできるニキビ、乾燥肌による肌荒れ対策とスキンケア方法をシェアします。
お金をかければ大体の人が美肌を手に入れられると思うので、今回はあまりお金がかからない方法がメインで書いてあります。
・ニキビ肌
・乾燥肌
・オーストラリアに来て肌荒れしてしまった
という方におススメです。
ニキビ肌、乾燥肌の原因は
海外や国内でも引っ越しして肌荒れしてしまう方はとても多いです。
肌荒れにも様々な原因がありますが原因は大きく分けてストレス、食事、環境。
これらが整っていないと、お肌の油分と水分のバランスが崩れてニキビができやすくなったり、肌荒れを起こしたりします。
慣れない生活のストレス
慣れない海外生活でたくさんの壁にぶつかったり、文化の違いや新しい環境にうまくなじめないなど、海外生活では日本とは違ったストレスを感じやすいです。
ストレスが溜まるとホルモンバランスが崩れ、お肌の角質が固くなったり、肌のバリア機能などが衰える、血行が悪くなる、またストレスから甘いものなどを食べすぎたりして肌荒れする人もいます。
運動でストレスを軽減しよう
運動はストレスの軽減にとても効果的です。
激しいスポーツをする必要はありませんが、全く運動をして来なかった人は、YouTubeなどを見ながら初心者向けのヨガやピラティスをしたり、自律神経を整えるためのストレッチをするだけでも構いません。
脳がすっきりし、肩こりや腰痛を軽減できたりするので体も軽くなり、スッキリした気分になります。
血行も良くなり冷えも改善できるので、冷えによるニキビの改善にもつながります。
汗には塩分が含まれているので、運動して汗をかいたらシャワーなどで洗い流してください。
睡眠の質を高めよう
睡眠もストレスと大きく関わっています。
シェアハウスなど慣れない場所で寝ると、周りの物音なども気になって眠りが浅くなりがちです。
日本のように「お風呂に浸かってリラックス」というわけにはいかないので、オーストラリアでできることとして、寝る前のスマホをやめる、寝る前のストレッチ、寝る直前に食べないなどがあります。
軽い運動も睡眠の質を高めてくれます。
シェアルームで音や光が気になってすぐ起きてしまう人は耳栓やアイマスクなどで音や光を遮断するのもおすすめです。
食事の変化による肌荒れ
スーパーに行くと慣れない食材が並ぶオーストラリア。
そしてニキビの餌となる甘いお菓子もたくさん!シェアハウスなどが自炊しにくい環境だと野菜もとらなくなったり、友達が増えてくると外食の機会も増えるのでお肌も荒れがちになります。
こちらでも手に入るお肌にいい食べ物を見つけて内側から美肌対策をしましょう。
腸内環境を整える食生活
腸内環境はお肌の状態に大きく影響を与えます。
日本には納豆や味噌などの発酵食品がたくさんありますが、オーストラリアでは値段が日本の倍以上します。
そこで今回はこちらで簡単に手に入りそうな食べ物を紹介します。
・朝起きたら白湯
これはどこに住んでいてもケトルさえあればできますね。
白湯を飲むと内臓が温まり体が目覚めます。お通じが悪い人はまず朝起きたらコーヒーではなく白湯を飲んでみてください。
・オートミールで善玉菌を増やす
最近は日本でも食べる人が増えてきましたが、オーストラリアではオートミールがとても安く手に入ります。
No added suger と書いてあるクイックオーツだとアレンジが効かせやすいです。
朝は豆乳やアーモンドミルクと混ぜてレンジでチン、トッピングとしてバナナ、はちみつやブルーベリーなどを乗せるとモデルさんの食事みたいでテンションが上がります。
甘い味に飽きたらトマトスープに入れてピザ用チーズをかけてリゾット風にしたり、お好み焼きに混ぜ込んでもふわふわになります。
オートミールには食物繊維がたくさん含まれていて、腸内の善玉菌を増やし、便秘の改善にもつながります。
・アボカドで腸内環境の改善
オートミール同様食物繊維を豊富に含み、さらにアボカドに含まれるオイルが腸の潤滑油になってくれます。
そしてビタミンEも多く含まれているので、お肌のハリやツヤを出すのも助けてくれる優秀食材。
しかもオーストラリアのアボカドはとてもおいしく、値段もそんなに高くはありません。
サンドイッチにはさんだり、サラダに入れたり、切ったトマトと混ぜてオリーブオイル、塩コショウとレモン汁だけでもおいしく食べられます。
さっそく今日スーパーに行く人はアボカドを買いましょう!
・アーモンドも美肌の味方
アーモンドにも抗酸化作用があり、日焼けが気になるオーストラリアではとてもおすすめです。
そのまま食べたり、サラダやオートミールのトッピングとしても使えるので意外と重宝します。
買うときは必ず味付けされていないものを選び、体にいいとされる量は1日に30gなので食べすぎには注意しましょう。
気候の変化による肌荒れ
日本より紫外線が強いオーストラリア。
紫外線はお肌を乾燥させ、シワなどの原因になったりメラニン色素を増やしてシミ、そばかすを作ったりするので、お肌にとって大敵です。
外に出るときは日焼け止めをしっかり塗りましょう。
オーストラリアの日焼け止め
SPF50くらいのものが多く、種類もたくさんありますが全体的にベタベタした質感のものが多いです。
気になる方は日本からお気に入りのものを何本か持って行くのがおすすめです。
日差しがかなり強いので、外にいる日はSPF50以上のものを使いましょう。
首の後ろなど塗り忘れると焼けやすく、皮膚がむけたり水ぶくれになったりする場合があるので塗り漏れにも注意。
オーストラリアでサングラスは必須
海外に来たからにはきれいなビーチを楽しみたい!
でもオーストラリアの紫外線はとても強い!
日焼け止めも必須ですが目から入ってくる紫外線を防ぐためにサングラスは必須です。
目から入ってきた紫外線は脳に伝わり、メラニンを増やします。サングラスをかけて、脳に「今日は日差しが強くない」と勘違いさせましょう。
オーストラリアのスキンケア製品(薬局で買えるもの)
薬局でもなかなかいいスキンケアが売っています。
スキンケア選びで大切なことは値段よりも、自分の肌に合っているかどうかです。
色々試して自分に合うものを見つけましょう。
ニキビができやすい敏感肌に
海外に来たストレスでニキビができる人多数。
紫外線などで乾燥し、バリア機能が落ちたお肌もニキビができやすくなります。
オーストラリアの薬局にはニキビケア製品がたくさんありますが、アラサーの女性にはニキビ用の化粧水よりも保湿や、お肌に刺激を与えないケアが重要です。
AVen’ne(アベンヌ)ウォーター
日本でもお馴染みのアベンヌウォーター。
シャワーや洗顔、海やプールに入ったあと、化粧水の前に使います。
合わない化粧水などを使って肌がピリピリしたときもおススメです。(ピリピリする化粧水はすぐに使うのをやめてください)
アベンヌウォーターは一見ただの水のようですが、炎症を抑えてくれる効果があります。
ただ一つ注意点は、化粧水ではないので、化粧水の代わりに使ってしまうと効果がありません。
あくまでも化粧水の前、水道水などに含まれているケミカルを落とすつもりで顔に吹きかけます。
特に海外に来て水が変わったことにより肌荒れを起こす人も多いので、アベンヌウォーターで洗い流すと水によるダメージを抑えられます。
私はニキビが増えたときに買いますが、何日か繰り返して使うと肌が柔らかく滑らかになったような感じがします。
プライスライン(ピンクの看板の薬局)やケミストウェアハウス(青と黄色の看板)ではよくセールをしているのでお得に手に入ることがあります。
Bioderma(ビオデルマ) のふき取りクレンジング
こちらも日本でも定番のメイク落とし。
メイクをしっかり落とすことはお肌にとってとても重要です。
オーストラリアには似たようなふき取りのメイク落としが売っていますが私は安いものなどにいろいろ浮気した結果ビオデルマが一番いいという結果にたどり着きました。
ふき取り化粧水はほとんどが「ミセラウォーター」ですが商品によって使用感が違います。
こちらもアベンヌウォーターと同様、使うと肌が柔らかくなり、ニキビが減るような感覚があるので何度もリピートしています。
朝起きて、お肌がテカっていると感じたときも洗顔代わりにふきとるのもおススメの使い方です。
そしてこちらも薬局で値引きセールしているのをたまに見るので安くなっているタイミングに買うとお得。
Thayersの化粧水
これはコスパに対しての使用感が良すぎました。お値段はセールで約$14。
容量もたっぷり入っているので惜しみなく使えます。
パッケージを見るとメンズ用?と思いましたが女性用のようです。
種類がいくつかありますが私は無香料を使っています。
化粧水だけでは後で乾燥してくるので必ず乳液を最後につけます。
ティーツリーオイルはニキビの悪化を防ぐ
オーストラリアではとてもポピュラーなティーツリーオイル。
使ってみましたが、次の日に炎症が少し収まっている感じがあります。
殺菌効果が高いので、ニキビができてしまったらティーツリーオイルを綿棒に垂らし、ニキビにチョンとつけます。
つけるタイミングは洗顔後、朝と夜つけます。
あまり強く押さないように注意!
炎症のある赤いニキビにも使えますが、ニキビができたらすぐに使うと悪化を防げるのでおススメです。
ティーツリーオイルはいろんなサイズが売っていますが、お肌につけるだけなら小さい瓶に入っているものでOk。
オーストラリアで肌が乾燥した!
地域によっては一年中乾燥しているオーストラリア。
特に冬の乾燥はひどく、子供もよく乾燥による湿疹ができます。
シドニーでは冬が特に乾燥するので、私は顔の皮膚の一部がフケのようにはがれてきたことが何回かあります。
当然化粧は乗りません。
薬局で買えるおススメはヴァセリンとマルラオイル。
ヴァセリン
お肌が乾燥どころではなくて「ガサガサ」の人は騙されたと思って使ってみて下さい!(夜のみ)
ヴァセリンはスーパーや薬局で一番お手頃価格で手に入るスキンケアの一つです。
お肌がガサガサでファンデーションが乗らないお肌の人は、夜のスキンケアの後にヴァセリンをガサガサ部分につけると、2週間はどで気にならなくなります。
朝になるとヴァセリンのべたつきも気にならなくなり、普通の化粧水をつけてもいつも以上にしっとり感があります。
マルラオイル
マルラの木からとれたマルラオイル。
抗酸化作用に優れていてアンチエイジングにもなります。
スキンケアの仕上げとして使うことでよりしっとりしますが軽めな質感なのでベタベタしません。
おススメのブランドはジオーディナリー(The ordinary)というカナダのブランド。
ケミストウェアハウスやプライスラインなどの薬局で手に入ります。
オーストラリアで韓国や日本のスキンケア製品は買える?
韓国や日本のスキンケアはアジア人の肌に合っていて使いやすいですね。
こちらでも手に入るものも多いのでご安心を。
Innisfreeはオーストラリアでも買える
イニスフリーは韓国のブランドなので美肌に関しては得意分野で、アジア人の肌質にも合っています。
私はお肌のくすみが気になったのでブライトニングセラムを買ってみましたが、毛穴が目立たなくなり肌に透明感が出たのでとても気に入りました!
一緒に購入したクリームも絶妙なちょうど良さの保湿力でお肌がもちもちになりました。
スキンケア製品はお値段50~70ドルと薬局よりは少しお高めですが、美容液は伸びがよく程一回に3滴程度しか使わないのでコスパは最強です!
20代後半~30代のワーホリさんのお肌にも使えます。
オーストラリアで日本のスキンケアが買えるお店は?
薬局に売っているような化粧水や乳液は、ダイソーにあります。シドニーやメルボルンにはダイソーがあり、ハトムギ化粧水や豆乳ローションなど日本でもお馴染みの化粧水が手に入ります。
その他、W Cosmetics というアジアの化粧品が売っているお店はシドニー、メルボルン、ブリスベンにあるので、日本の物を探している人は一度チェックしてみて下さい。
一時帰国で買いたいスキンケア製品
一時帰国した時に是非買いたい、または渡豪前に買っておきたいスキンケア製品はタカミスキンピール。
お肌のターンオーバーを整えてくれる美容液で化粧水の前につけます。夜のスキンケアに使うことを公式サイトでは推奨しています。
モデルさんなどが愛用しているタカミスキンピールですが、ニキビ跡や肌のくすみが気になる方には特におすすめ!
一回使っただけでは効果はあまり分かりませんが、2週間以上使うことでお肌がワントーン明るくなったり、ニキビ跡が目立たなくなったりします。
私は高校生のころから悩まされていたニキビ跡が少し目立たなくなってきました!
まとめ
オーストラリアでのニキビ、乾燥、日焼けなどの対策をまとめてみましたが、自分に合ったスキンケア対策を是非実践してみて下さい。
住む場所が変わると日本とは違う原因で肌荒れを起こす人もいると思いますが、いろいろなものが手に入る国なので自分に合ったものを必ず見つけられます。
もし肌が荒れてしまったら、原因となりそうなものを一つずつ改善していけば必ず良くなります(もちろんひどすぎる場合は少しお金はかかりますがクリニックに行ってください)。
お金もない時間もない私が簡単にできる肌荒れ対策をシェアしてみましたので、皆さんの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。