・痛みに弱いけどピアスを開けたい!
・オーストラリアでピアスに挑戦してみたい
・軟骨ピアスに興味がある
という方は是非読んでみて下さい。
オーストラリアにはピアスを開けている人がたくさん!
周りの人達のピアスがとても可愛く、私も長年開けようか悩んでいた軟骨ピアスにトライしてみたので、ピアススタジオでの施術の流れや約1年の経過などをここにまとめます。
軟骨ピアスの痛みはどれくらい?
結論から言うと、痛みは想像の10分の1くらいでした。
軟骨にピアスが貫通すると思うと、聞いただけで恐ろしく開けるまでに10年くらい考えていましたが、この程度の痛みなら早く開ければ良かったと思いました。
痛みを例えるのは難しいですが、タンスの角に小指をぶつけた時の方が何倍も痛いです。
「軟骨に穴が開くのだから骨折と同じ」という人もいますが、ほとんどの人が人生で何回もこれ以上の痛みを体験したことがあるような痛みです。
ただ、空ける人の技術によっても差があるようなので、自分で開けるのはおススメしません。
オーストラリアではピアススタジオで開けるのが一般的で、経験のあるプロの人が最適な場所に、最小限の痛みで開けてくれます。
ピアススタジオでの施術
私はシドニーの北側に住んでいるので、とにかくレビューがいいところを探した結果、ArtarmonにあるArt On Skin という、タトゥー&ピアススタジオに行ってきました。
小さく見つけにくいところにありますが、ドアを開けると意外と広く、タトゥーだらけのイカしたお兄さんたちが出迎えてくれました。
ピアスは小部屋に通され、危険なものがたくさんあるということで同伴した小学生の娘は待合で待っていました。
一人で待てないくらいの幼児のお子さんは連れていけなそうです。
部屋に入るとまず施術の確認、ピアスの素材を選び値段の確認、簡単な説明を受けベッドに寝転がります。
私は痛みに弱いこと、緊張していることを伝えると、「OK,そんなに時間はかからないわ」とのこと。
ひんやりした消毒をして開ける場所に目印をつけ、「深呼吸をして」といわれ針を刺しました。
お姉さんの手際がよく本当にあっという間で、穴をあけてピアスを装着するまで15秒から30秒ほどでした。
施術の部屋から出ると、一人で待っていた娘はタトゥーのお兄さんから飴をもらっていて満足そうでした。
オーストラリアでは薬局などでもピアスを開けることができ、料金もピアススタジオよりも安いそうですが、友人が行ってみたところスタッフが慣れていないようで恐々やっていて時間がかかったということなので、スキルの面ではピアススタジオの方がよさそうです。
ピアスのアフターケア、定着するまでの期間
軟骨ピアスを開けてからは、1週間くらいはピアスが開いている側を下にして寝ないこと、1日1回アルコールスプレーで消毒することと言われ、スプレーはピアススタジオで購入しました。
多分マキロンのような成分だと思います。5ヵ月くらいで定着するのでピアスは外さないようにと言われました。経過をここに記録します。
経過
~1か月 服を脱ぐときなどに引っかかると痛い。(激痛ではない)
~4か月 痛みはほとんどなく安定。たまに子供に耳付近を叩かれたりすると激痛。
5か月後 そろそろピアスも定着と思いきや、ある日突然ジンジンするような痛みが。少し耳が赤くなり、膿が出始めたので消毒スプレーをかけると3日程で改善。
6,7か月後 たまに痛い時期があり、触らないように気を付ける。美容院でシャンプーしてもらうときは触られると痛い。
現在(約1年後) ほとんど痛みもなく、そろそろピアスを付け替えようか考え中。
4か月くらいでかなり安定したような感じでしたが、私の場合は気を抜きすぎたのか、痛みが出てきてしまいました。
あまりにも炎症がひどいとピアスを外さなければいけなくなりそうなので、炎症がおきたら早めに消毒することをおすすめします。
個人的には、ピアスを開けたときよりも数か月後に起きた炎症の方が痛かったです。
ピアスを開けてすぐに触りすぎたり、ピアスをねじったりしても良くないみたいなのでとにかく触らないように気を付けましょう。
オーストラリアでピアスを開けるならピアススタジオがおススメ
日本では医師免許が無いとピアスを開けることは違法なようですが、お医者さんはピアスの専門家ではなく、開ける位置のバランスに関しても知識は乏しいかもしれません。
ピアススタジオでもしっかり下調べをしないといけないと思いますが、ピアスの専門家なので痛みも最小限なるようにしてくれたり、耳の形に対してバランスのいい位置なども熟知しています。
ピアススタジオで働く人は大体タトゥーやピアスがびっしり!という感じなので、お客さんの痛みなんか気にしないのかと思いましたがが実際に行ってみると、かなりケアしてくれて的確なアドバイスもくれ、注射の上手い人に注射してもらった時のような感じでした。
またピアススタジオではオシャレでいかついお兄さんやお姉さんたちがいて、アドベンチャー的な感じでいい経験でした。
もし迷っている人がいたらピアススタジオはとてもおすすめです。
そしてもう一つ、学生時代からの左右非対称なピアスを開けなおしてもらう為に行ったところが、Hairhouse Wherehouseチャッツウッド。
チャッツウッドのウエストフィールドに入っています。
ピアスを開ける部屋は外からは全く見えませんが、外から見るとヘアサロン用のシャンプーなどがたくさん売っているお店です。
中にはヘアサロンも併設されていて奥にピアスルームがあります。
とにかくグーグルレビューがよく、耳たぶのピアスを左右対称に開けなおしてもらっただけなのですが、一瞬で痛みもほとんどなく大満足だったのでこちらもおすすめ!
チェーン店なので、オーストラリア各地に店舗があります。
Hairhouse Wherehouseのウェブサイトはこちら
その他のピアスが開けられる場所
・Lovisa
Westfield などに入っているピアス屋さん。
店舗がオーストラリア各地にたくさんあり、ピアスもお手頃価格です。
ピアスを開ける宣伝などはしていませんがネットで検索すると出てきます。
特定のブランドのピアスを購入すると無料で開けてくれるようです。
・Skinkandy
こちらもチェーン店でWestfieldなどのショッピングセンターに入っています。
ピアスも売っていますがLovisaよりもピアスを開ける宣伝をしています。
こちらは耳や鼻だけでなくボディピアスにも対応しています。
まとめ
海外でピアス、まして軟骨となると色々不安がありますよね。
でもオーストラリアの人はどんな職業でも割と自由にピアスを開けているので、開ける人もかなり手馴れていてスピーディーです。
ピアスは開ける前がドキドキしますが、開けてしまえば最初のお手入れさえしておけば一生ものなので、多少お金がかかってもプロにやってもらう価値はあります。
海外では赤ちゃんや小学生低学年でもピアスを開けるのは珍しくなく、そう思うと大人の私たちなら大丈夫な気がしてきませんか?
オーストラリアにはピアススタジオはたくさんあるので、滞在中にトライしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。