ワーホリ中は黒髪にする?お手入れが楽な髪色や海外ならではの色、日本で染める時の注意点について美容師が解説!

ワーホリ

これから一年、ワーホリで海外に住むとしたら髪色はどうしますか?

現地の美容室は怖い、日系美容室は高そう。いっそのこと黒髪に戻す?

など悩んでいる方に、ワーホリ中にお手入れが楽な髪色や海外ならではの髪色、ワーホリ直前に日本で髪を染める時の注意点を現役美容師の私がお伝えします。

また、私が住んでいるオーストラリアのヘアケア事情やヘアカラーの料金の相場もお伝えするので、ワーホリ中の髪色のプランを考えている人は是非読んでみて下さいね。

ワーホリ中に髪染める?染めない?

日本では2,3か月に一回くらいは髪を染めていた方も多いのではないでしょうか?

でもお気に入りの美容室に1年行けなくなると、プリンになってきたときに困りますよね?

ワーホリ前にどんな髪色にするかは、ワーホリ中にどんな頻度で美容室に行けるかによって決めることができます。

お手入れが楽な色

ワーホリ中に染めなくてもいい色、または染める頻度が少なくて済む色は黒髪またはダークブラウン(美容室では6レベルという明るさ)です。

ファームに長く滞在る予定の人は黒髪かダークブラウンがおすすめ。

真っ黒の黒髪ならビーチや太陽の下で過ごしても色落ちは少なく、1年間カラーをしなくても過ごせます。

色落ちは個人差がありますが、1年後にはか先の方がダークブラウンになることが多いです。

暗めのブラウンは染め上がりがナチュラルでなおかつ頻繁にカラーしなくてもいい色ですが、色落ちは黒髪と比べると少し早く、何か月も染めないでいると中明度くらいのブラウンに色落ちします。

色落ちは、地毛が太く真っ黒の人の方が遅く、地毛が元から細く明るめの人は早めに、そして明るめに色落ちします。

海外でしかできない色

ブリーチ、ハイライト、バレイヤージュ、インナーカラーなど、日本の一般的な職場ではなかなか挑戦できない、日本だと少し浮いてしまうような色も海外だと気軽に挑戦できます。

ブリーチ系カラーは海外では高額なので、日本で信頼できる美容師さんに一度デザインを作ってもらって、ワーホリ中に色落ちしたらメンテナンスのカラーで美容室に行けばブリーチ代を浮かせることができます。

色落ちは早いので2か月に1回ほど染めに行くときれいな色を保つことができます。

そしてベージュ系やグレー、シルバー系のカラーの人はムラサキシャンプーの持参が必須になります。

無くなったら現地で購入することも可能です。

ワーホリ前に髪を染める時の注意点

ワーホリ中は美容室に行きにくいことを考えると、日本にいるうちに髪を染めてからワーホリに行きますよね。

でもその前に注意点が!

日本でしたカラーがその後のカラーに影響してしまうことがあるんです。

黒染めは覚悟を決めて

ワーホリ中はカラーしないと思い地毛の黒髪に戻す方もいますが、現地で出会った友達が可愛いヘアカラーを楽しんでいたらあなたはまた染めたくなると思いますか?

もしその可能性があるなら黒染めはやめましょう。

地毛からダークブラウンにするのは簡単ですが、黒染めからのダークブラウンは普通のカラー剤ではできないので、ブリーチまたはカラー剤に少しブリーチを混ぜることもあります。

そうすると赤系やウォームブラウン系はできますが、アッシュ系はブリーチを重ねないと難しく、かなり技術がある美容師さんでないと成功しません。

また、ぱっと見では地毛に見えるので美容師さんが黒染めに気づかずに普通のカラー剤を塗ってしまい、根元だけが明るい逆プリンのような仕上がりになってしまうことも。

自分で黒染めを申告しても、地毛と黒染めの境目が見にくいので薬剤の塗り分けも難しくなります。

その後数年はカラーをしない覚悟がある人だけ黒染めをしましょう。

ブリーチをしている人は美容室代がかかる

美容室の料金が日本よりも高額な国では、メンテナンスが必須なブリーチカラーだと美容室代がかさみます。

私が住んでいるオーストラリアでは、日系サロンでカットとカラーが200ドル(約2万)ほど平均でかかります。

日系以外のアジア系サロンや大衆系のローカルサロンでは少し安めのところもありますが、人気のあるローカルサロンは日系サロンよりも高いことがあり、カラーだけでもロングだと200ドルを超えるサロンも。

オーストラリアでは給料も高いので、仕事さえ見つかれば払える金額ですが、仕事が無いと頻繁に払うのは大変な金額です。

また、費用を抑えたい場合、インナーカラーであればポイントカラーなので全体のカラー料金よりは安くすることができます。

また、荷物をできるだけコンパクトにしたいワーホリですが、ワーホリ前にブリーチをした人はヘアケア製品を持参しましょう。

水が違う海外や、紫外線の強い国でビーチやキャンプに行くと日本にいた時よりも早く色落ちしたり、髪がより乾燥したりします。

現地の美容室でもヘアケア製品は売っていますが日本の方がかなり安いので、日本から紫シャンプーやヘアオイル、トリートメントをある程度持参して無くなったら現地のものを買うのがおすすめです。

まとめ

新しい生活に向けて心機一転、ヘアカラーを変える人が多いと思いますが、それぞれの髪色にメリット、デメリットがあります。

自分のワーホリ中の生活スタイルや貯金額などと相談して、現地での生活がより楽しくなるような選択をしてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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