オーストラリアのクリスマスは何を食べるのか?日本と違う食文化を紹介

オーストラリア情報

オーストラリアの真夏のクリスマスは寒い日本のクリスマスと違ってなんだか不思議な気分。

ハロウィンを過ぎると街はクリスマスモードになるものの、天気は真夏です。

この記事ではオーストラリアでクリスマスに食べられている定番の食べ物を紹介するので、留学やワーホリ、駐在などでオーストラリアに来ている方や国際結婚などでオーストラリア人家族とクリスマスを過ごす方の参考になれば幸いです。

この記事はこんな人におすすめ

・オーストラリアでクリスマスを過ごす人

・オーストラリア人と国際結婚してクリスマスは義両親たちと過ごす人

・オーストラリアならではのクリスマスの食べ物が知りたい人

オーストラリアと日本のクリスマスの違い

日本のクリスマスと言えばほとんどの人は12月24日のクリスマスイブにディナーを食べます。

そして結婚している人や子供がいる人は家族で過ごし、独身の人や学生は友達や恋人と過ごすのが定番。

一方オーストラリアではクリスマスイブよりも25日のクリスマスデーにお祝いします。

そしてほとんどの人が家族や親せきと過ごし、日本のお正月のような雰囲気です。

日本でよく食べられているケンタッキーやクリスマスケーキは食べませんが、代わりにイギリスやヨーロッパで食べられている伝統料理や真夏のオーストラリアならではの食べ物が食卓に並びます。

オーストラリアのクリスマスに食べるもの

オーストラリアはイギリスからの移民が多かったので、クリスマスにはイギリスやヨーロッパでよく食べられているものを食べますが、北半球とは季節が真逆のオーストラリアでは、夏によく食べられているものも食べられています。

バーベキュー

オーストラリアの代表的な食べ物と言えばバーベキュー!

季節を問わず何かのイベントがあればバーベキューをします。

日本ではほぼ聞いたことが無いないクリスマスのバーベキューですが、オーストラリアの真夏のクリスマスにはぴったりですね!

バーベキューはビーチや公園、家の庭などでやります。

ロースト

イギリスでもよく食べられているクリスマスの定番ロースト肉。

オーストラリアではターキーをはじめチキン、ポーク、ビーフなど家庭ごとに違うものを食べます。

オーブンには一緒に野菜をいれてロースト肉と一緒に食べます。

シーフード

クリスマスにシーフードを食べるのはオーストラリアならではの伝統。

茹でたエビをサラダに入れたり、バーベキューで焼いたり、他のシーフードと一緒に盛り合わせて食べたりします。

クリスマスが真夏のオーストラリアでは、オーブンを使うと室内の温度が上がってしまうことからシーフードを食べるようになったようです。

近年ではエアコンがある家庭も多く、シーフードとロースト肉どちらも食べる家庭もあります。

巨大なハム

ハムと言ってもスライスされたハムでは無くて、塊の大きなハムをオーブンで焼いてスライスして食べます。

ハニーマスタードソースをつけてから焼くのが人気なようです。

ポテトベイク

ポテトベイクは別名ポテトグラタン。

スライスしたポテト、クリームソース、チーズをオーブンで焼いた日本人にも馴染みがある料理です。

こちらもロースト肉と合わせて食べます。

オーストラリアのクリスマススイーツ

オーストラリアでは日本のようなクリスマスケーキは食べませんが、代わりに色々なスイーツやお菓子を食べます。

パブロバ(Pablova)

焼いたメレンゲの上にホイップクリームとフルーツをトッピングしたパブロバ。

甘ーいメレンゲの上に甘くないホイップクリームとフルーツを乗せるので、わりとさっぱり食べられます。

スーパーに売っているパブロバのベースは日本人からすると強烈に甘いので、家で作るときは気をつけましょう。

クリスマスプディング

クリスマスプディングは、シナモンやドライフルーツ、ナッツなどが入っているどっしりしたケーキのような感じで、プディングと言ってもプリンではありません。

海外のスイーツらしく、甘くて重いので日本人は苦手な人が多いかもしれませんが、経験として一度食べてみるのもいいかもしれません。

ジンジャーブレッドマン

可愛い人の形をしたクリスマスのイラストなどでもよく見るクッキー。

この時期になるとスーパーやパン屋さんにたくさん売られています。

可愛い見た目とは裏腹に、意外とジンジャーががっつり効いています。コールスで売っている安いものの方がジンジャー感が薄めで食べやすいかも!?

フルーツサラダ

好きな果物をカットしてミックスするだけのフルーツサラダは、夏のパーティにぴったり。

重めの食べ物が多くなりがちなクリスマス料理で唯一リフレッシュできる食べ物です。

トライフル

トライフルはイギリス発祥のスイーツ。大きな器にスポンジ、ホイップクリーム、カスタード、フルーツなどを重ねて入れるだけの簡単スイーツ。

華やかな見た目なので喜ばれます。

イチゴとホイップクリームを使って日本のイチゴショート風にもできます。

ミンスパイ(mince pie)

ハリーポッターの本にも出てくるミンスパイですが、日本ではあまりなじみの無い食べ物です。

Minceというと、ひき肉?と思いますが肉では無くて果物が入っています。

ドライフルーツとシナモン、洋酒を混ぜてパイ生地の中に入れたこちらも甘ーいお菓子。

エッグノッグ(egg nog)

エッグノッグはイングランド発祥の飲み物で、ミルクセーキのような卵、牛乳、砂糖、シナモンが入った飲み物。

本来アルコールが入っていますが、オーストラリアのスーパーに売っているものはアルコールが1%程度です。

家で自作する人はブランデーなどを入れて楽しめます。

まとめ

オーストラリアのクリスマスは日本のお正月と同様、みんなで集まったりすると一日中何かを食べています。

各家庭で定番の料理があり、それぞれの家庭で食べるものも少しずつ違います。

留学やワーホリなどでオーストラリアに来ている人はシェアハウスでバーベキューなどすることが多いようです。

日本とはかなり雰囲気が違いますが、日本人にも食べやすく小規模な家族で過ごす方におすすめなのははシーフード、ポテトベイク、パブロバなどです。

真夏のオーストラリアで一味違ったクリスマスを楽しみましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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