シドニーからパースへ子連れ引っ越し。オーストラリアで他州に移住する前のやることリスト

オーストラリア情報

シドニーがあるニューサウスウェールズ州から西オーストラリアパースに引っ越しが決まった我が家。

ネットを探しても情報がほとんどないので、子連れでオーストラリアの他の州に引っ越す人の参考になるように記事を書きました。

この記事ではパースへ引っ越しが決まった時点で考えること、やることなどをまとめています。

子連れでの州をまたぐ引っ越しは大変

ワーホリで他の州に移動したときは、荷物を最小限にして飛行機チケットと宿泊先の予約のみ。

ところが小さい子供を連れての引っ越しはそうはいきません。

なにより引っ越し費用が高い!

他の州、特にシドニーから遠い西オーストラリアへの引っ越しは料金がかなり高いので、家具や大きめの家電はをできるだけ持って行かない方が安く済みます。

そうなると引っ越し後は全てを買いなおす必要あり!

お金がさらにかかります。

家具の大きさや量にもよりますが、シドニーからパースの引っ越しの相場は約5000ドルから10000ドル程と言われています。

まずは引っ越しに十分な貯金があるかチェックしましょう。

他州への引っ越しで買いなおす可能性があるもの

家具、電化製品

我が家は7年ほど同じ家具や電化製品を使っているので、今回の引っ越しで全て買いなおす予定です。

持って行きたい家具は、引っ越し屋さんに見積もりを出してもらってから決めるのがおすすめ。

・車

シドニーからパースまでの距離は約3935km。運転するにもガソリン代と時間がかなりかかります。

運転時間は約82時間。子供を連れてのドライブは現実的ではないので輸送するとなると、料金は車種や車の大きさ、保険の加入などによって違いますが3000ドル以上になることも。

引っ越し前に車を売って現地で買いなおす方はいますが、パースはシドニーよりもさらに車社会で到着後すぐに車を使いのが悩ましいところです。

子供の制服などの学用品

子供が学生の場合は制服も買いなおす必要があります。

我が家は子供3人なので3人分のフルセットを購入。地味にきつい出費です。

・その他生活用品

荷物は重ければ重いほど料金がかかるので、使い古したものや相当なお気に入りでない限りは持って行かない方が費用は安く済みます。

調理器具や食器などの生活用品も引っ越し前に処分したら新しく買いなおす必要があります。

パースへの引っ越しをする前にやることリスト

シドニーからパースに引っ越すために私がまずやったことをシェアします。

住みたい地域を探す

他の州ではどこのサバーブが治安がいいのか見当がつかないので、ネットでパースの治安が良く住みやすい地域を調べてみました。

住みたい地域を探すのに重要なことは、まずどんな生活スタイルにしたいか考えることです。

例えば、

・ビーチから近いところに住みたい

・買い物しやすい便利な地域

・治安がいい地域

・シティや空港から遠すぎない方がいい

・義両親や親戚が住む家からあまり遠くないところ

など。

ビーチや空港からの距離はGoogleマップを使って住みたいサバーブからの距離を調べます。

治安の良い地域は日本語と英語で検索して住めそうなサバーブを探します。そしてさらにそのサバーブを検索してどんな地域か調べます。

パースは日本人が少ないからか、サバーブをネットで調べても情報が少ないことがあるので、英語検索の方が役に立ちます。

例えば、「Is subiaco a safe area」などと検索します。

家賃相場のチェック

住みたい地域をいくつかチェックしたらrealestate.comなどの賃貸を探すアプリなどで物件を探します。

シドニーではほとんどのサバーブで物件の候補が出てきますが、パースでは小さいサバーブでは物件が一つも出て来ないことがあります。

パースでもシティの中心部や人気のエリアは決して安くありませんが、シティの中心部で比べるとパースの方が100ドル以上安いです。

2ベッドルームだと、シティの中心部では週に1000ドルを超える物件がたくさんありますが、パースの中心部では800ドル以下2ベッドルーム、2バスルームのの物件もたくさんあります(2024年現在)

そして新しくてきれいな物件が多い!

探している地域の相場が高すぎたら違う地域を検索して住めそうな地域を絞っていきます。

子供の学校探し

子供がいると気になるのが学校選び。

学校を何よりも重要としている家庭では学校を探してから物件探しをする人もいます。

我が家はパブリックスクールに通わせる予定なので、住みたい地域+primary schoolで検索してウェブサイトやレビューなどをチェックしました。

こちらのサイトを見ると、学校の人数や男女比、英語以外のバックグラウンドを持つ生徒のパーセンテージなどを見ることができます。

いい学校かどうかの参考にはなりませんが、我が家はアジア人家庭なのでいろんなバックグラウンドの生徒がいる学校がいいと思い参考にしました。

tps://www.myschool.edu.au

ウエスタンオーストラリアの学校の勉強に関してのランキングはこちらのサイトで見れます。

Top Primary Schools in Perth - 2023

勉強の成績のランキングなので、こちらもいい学校かはわかりませんが、シティ周辺から海に近い地域の方がランキング入りしている割合が多いようです。

学校をリサーチしてわかりましたが、学力が高い学校のエリアは家賃が高い傾向があり、外国のバックグラウンドを持つ家庭の割合が多めです。

引っ越しの見積もり金額をチェック

引っ越し先が決まったら引っ越し業者に問い合わせをして見積もりを出してもらいましょう。

シドニーからパースへの引っ越しは料金が高いので荷物を最小限にし、それでも高い場合は処分または売る家具を増やし、現地で購入すると費用を節約できます。

航空券やホテルの予約

引っ越しの日が決まったら航空券やホテルを早めに予約しましょう。

我が家の引っ越しは年末年始のスクールホリデイ期間なので、3か月ほど前から予約しました。

スクールホリデイ期間ですが、早めに購入したからか、シドニーからパースへの片道チケットは家族5人分で2000ドル弱で済みました。

まとめ

他州への引っ越しはやることがたくさんで、何から考えればいいか私自身戸惑ったので同じような状況の人の役に立てればと思い記事を書きました。

調べることが多くて大変なのでこれから引っ越しをする人は一つずつ乗り越えていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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